今日は妻と近くのケーキショップまで車でドライブ。
途中、妻が「以前、この近くに土地を見に来たことがあるよね」と。
土地を見に・・・
私たちが土地を購入するためではありません。
風土改革支援しているお客様が横浜支店の移転先の土地のことです。
なぜ、お客様の支店の移転先の土地を見にいったかというと、
当時、横浜支店の皆さんが「働きやすい職場づくり」というテーマで議論していた時に、今度の移転先の建物の構造を変えられないだろうかという話が出ました。
建物の側に搬送トラックを横付けできれば、効率的に搬入・搬出ができるが、そのためには、傾斜がついている土地の一部を平らにする必要があるとのことでした。
「今の設計で建築許可がおりているから、変更はダメなんじゃないか」
「役員に提案したいけど、ウチの上司がオッケーしないだろう」
「誰が変更の提案をするんだ?」
などと、半分諦めのような雰囲気のやり取りになっていました。
ところが、その中の1人、Gさんが、
「みんなが本当にそうしたほうが業務の効率が上がるというなら、本気に変えたいというなら、オレが提案するよ」
と言い出しました。
Gさんは、ミーティングの場の世話人でした。
私も、その動きを知っていましたので、何が支援できるか考えました。
まずは、その土地を見てみようと思いました。
その土地を実際にみると、大きな傾斜ではなく、ほんの少しの工事ですむのではないかと思いました。
しかし、建築許可までおりている段階まで進んでいる計画、今さら変更してくれるのだろうか?
しかし、Gさんや他のメンバーの粘り強い提案で担当役員も納得し変更することになりました。
もし、変更できなかったら、その建物があるかぎり非効率な作業が続いたと思います。
Gさんたちの勇気と役員の度量に感動しました。
そのことがきっかけで、色々な提案が現場から上がるようになりました。
改革しようとしたら、勇気ある行動が必要です。
時には、思い切って、経営側にぶつかっていくことも必要です。
妻の一言に、ハンドルを握りながら、
「そんなこともあったなあ」と、Gさんたちを思いだしていました。
私のミッション:「出会いから秘めた変革の思いに火をともす」
コメント