妻は今日まで仕事。
最後の頑張り! リポビタンDを飲んで出かけました。
2011年もあと2日、色々なことを思い出しています。
一番衝撃的だったのは(過去形にはしてはいけませんが)東日本大震災。
一時期は、「組織風土改革の仕事なんて、あの大惨事後の復旧・復興には何の役にも立たない」と考え、あまりにもひ弱な自分が情けなくなったこともありました。
では、力仕事なら出来るのではと思いましたが、時間が取れでも交通費、宿泊費の捻出も出来ず(一言でいうと金がない)、もんもん。
昨年まで、あまり台所事情が良いとは言えない時でも、2年から3年に一度は海外旅行に行っていましたので、「このギャップは何なんだ!」と自分に対して怒り。
本当に力の無さに、上京してから一度も味わったことのない、自分を卑下するような気持ち。
ようやく、被災の地に立つことができたのは9月。
ボランティアツアーに参加、陸前高田市に行きました。
海から離れた田畑まで津波が押し寄せ、その生々しい跡が残っていました。
雨の中での雑草刈り。
津波で壊滅状態になっている田んぼですが、雑草の中からわずかですが稲穂が生えていました。
「自然は強い! どんな状況でも生き延びようとする」と感動。
年が明けたら、気持ちの切り替えは大事だと思いますが、
「去年、こんなことがあったよね」という言い方をしない。
記憶が薄れないようにしたい。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
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