風土改革支援日記

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会社の台所事情説明会

夕張市の財政破綻問題のニュースを見て企業も同じだと思いました。 経営側も社員を信用して隠し事なく情報を公開することが大事で、一緒に良くしようという一体感は生まれません。 TVで夕張市側からの「財政再建の基本的枠組み案」を提示する住民説明会の...
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生産技術多難の時代・根強く残る部門間の壁

堅い話です。 開発製造会社の風土改革を支援して目に付くことは、製造部門と生産技術部門の対立です。 以前は、生産技術部門はある種のエリート集団、製造部門は生産技術部門が考えたものをそのまま使って生産させられている?という関係でした。 どちらか...
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突然、社長からの呼び出し

お客様の会社の中でのミーティング中のことです。 途中から、「ブラブラ社員さん(とは言いませんが)、社長がお呼びです」の連絡が入りました。 お客様の社長と話をするのは慣れているとはいえ、ドキッとします。 「何か悪いことでも起こったかなあ」「コ...
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社長対話とタウンミーティングの「やらせ質問」問題

タウンミーティングの「やらせ質問」問題が大きくなっています。 この問題を聞いたとき、企業における社長と社員の対話の場をどう作るかの相談をいただいた時を思い出します。 相談は、社長が社員と“本音でやり取りしたい”という思いから事務局に場を設け...
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自発的な行動が出てきた、嬉しい

<10月4日の続きです> 製造現場の風土を変えるために不平不満を言うところからはじめたミーティングでしたが、最近になってようやく変化が出てきました。 図面の件は、関係部署の管理者まで巻き込んだ議論に広がって改善しようという動きになってきまし...
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気楽で真面目な本音トーク(リリースミーティング)から生まれるもの

午前中は「気楽で真面目な本音トーク(リリースミーティング)」でした。 狙いは、準インフォーマルで議論してきたことを、フォーマルな場に上げる(部門の課題にする)ことです。 今回は、「自分たちの職場(開発設計部門)の活力を下げている問題は何か」...
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筋書きのない本音トークはドキドキもの

今日は朝8時30分から17時30分まで「気楽で真面目な本音トーク」を行いました。 テーマは「任せて育てるマネジメント」についてです。 プロとしては情けないですが、毎回、逃げたくなります。 なぜなら、筋書きのないドラマみたいなもので、答えを持...
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ISOやTQCへの取り組みについて

堅い話です。 今週の日経ビジネス(2006年11月13日号)は特集「品質の復讐」です。 記載されている内容にここ10数年日本企業における品質への取り組みが激減しているとあります。 例えば、デミング賞への挑戦も激減しているとのことです。 私は...
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リスクを取ってでも社員と共有する大事なものがある

今日、顧客満足度ナンバーワンと評価された携帯電話会社の全社をあげたお客様満足向上の取り組みについての話を伺いました。 全社での取り組みを推進する役員クラスがメンバーの「推進委員会」の議事録を全社員に公開しているという。 社内では議事録を公開...
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決めたことを守らないところから壊れはじめる

いつも堅ーい話です。 朝、常磐線下り電車の中です。 目の前で、いい大人が携帯電話で話してします。 多少気にしながら話しているようにも見えますが、ポーズに見えます。(私の見方が捻くれている?) 一見、弁護士かコンサル風、中年男性二人組です。 ...