なぜ風土改革活動に一歩踏み出したのか

企業において風土改革活動に取組んでいる人たちと会った。
なぜ風土改革活動に参加したのか、そのきっかけは何だったのかが話題になった。
私の動機は決して会社のためなんて格好の良いものではなかった。
私の風土改革活動への一歩は、自分が精魂込めて取組んでいる「トヨタに勝つものづくりシステムの確立」という夢を邪魔しているものを壊したいという思いだった。
その邪魔しているものが“風土”というものだった。
妬み、嘘の報告、やった振り、諦めムード、机上論、評論家的態度、そういう“土壌の石っころ”みたいなものを組織の中から排除したかった。
そうすることによって仕事がやり易くなり自分の仕事上の夢を実現できる組織になると考えた。
他の人たちも同じだった。
ある人は「自分の仕事を充実したい、そのために風土の問題を解決したいと思った」と言った。
ある人は「誰かに言われてやるならこんなリスクは取れない。自分からやりだしたことだから、何の保障もないけどできる」と言った。
「この活動をやっていると自分が成長できる、面白い、評価されないけど続けることができる」と言った。
誰もが共通して言ったことは「一歩踏み出したのは自分のため」だった。

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