”あ・うんの呼吸”の通用する関係性

「あ・うんの呼吸が通じる時代じゃないんだよね・・・」
「これからは、一々、口に出して伝えていかないと駄目なんだろうなあ」
きょう、ある大手企業の管理者が寂しく話してくれました。
その管理者は部下にとって良かれと思って人事的な手を打ったことが、裏目に出て、逆に責任問題となりかけています。
”あ・うんの呼吸”は日本独特のコミュニケーションの形だったような気がします。
同時に、”あ・うんの呼吸”が成り立ったのは、上司と部下の距離が近く、信頼関係がベースにあったと思います。
今、組織において、その関係性が薄くなってきているように思います。その関係性が薄くなった組織で、”あ・うんの呼吸”が通じなくなったということも理解できます。
その良い例が、今年、日本シリーズで優勝した日本ハムの監督と昨年優勝したロッテの監督です。共に日本の独特のコミュニケーションである”あ・うんの呼吸”を知らないと思われるアメリカ人監督です。
この二人の監督は選手に対して”直接伝える”ことを大事にしたと言います。
それが日本人監督との差でしょうか? 叱り方にも違いがありそうです。
皆さん、どう思いますか?

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