品質管理技術の導入と企業風土改革がセットで取組まなければ品質管理体勢の構築はおぼつかない

不二家を山崎製パンが支援するという一連のことを、今朝の愛媛新聞の朝刊に載っていました。
記事の内容は以下の通りです。
<前文略>
一連の背景にある企業風土の改革は積み残されたまま。「内部管理が甘かった」と厳しい批判のある創業家支配について一掃することを含めた経営の抜本的な見直しも今後の重要テーマとなる。
不二家では、衛生管理マニュアルの不備など食の安全に対する意識がずさんだ。
山崎の高度な技術を導入しても、意識改革が全社全体に浸透しなければ品質管理態勢の構築はおぼつかない
この記事を読んで私なりに言い換えると、「品質・安全を重視するという企業風土改革が全社全体に浸透しなければ、どんなに他社で上手く機能している品質管理技術を導入しても品質管理態勢の構築はおぼつかない。」となります。
山崎製パンの高度な品質管理技術は山崎製パンの企業風土の中で構築された管理システムだと思います。
管理技術の導入と品質・安全を重視するという企業風土面の改革をセットで進める必要があると思います。
トヨタ生産方式をトヨタ自動車以上に浸透させることはできません。なぜなら、トヨタ生産方式はトヨタ自動車の企業風土の中で確立されたシステムですから・・。

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