風土改革支援で変化したこと

今日はある会社の風土改革の支援で千葉県成田の近くまで来ました。
朝、家の前でふと上を見上げたら不思議な雲が目に付きました。何か、刷毛でさっと拭いたような感じの雲です。
雲
なんという雲なんでしょうか。
今日のミーティングでは今年の8月から9月にかけての生産のピークを各工場がどのように改善して対応したのか、新たに出てきた問題は何か、についてやり取りをしました。
嬉しかったのは、九州のほうにある工場が昨年より高負荷になったにも関わらず、品質も、納期も、コストも昨年よりも良い数値を出したのです。
しかも、クリアーできた最大の理由はお互いに協力し合ったことだというのです。
昨年は各リーダーが自分の担当範囲だけをしっかり守るが他のことには無関心、遅れていてもお互いに手を貸さないという状況でした。
なぜ、そういうことになっていたのか・・・、別に仲が悪いわけではありませんでした。
お互いに気にはなっていたが「口を出してはいけない」「自分のやりかたにも口を出して欲しくない」というような気持ちがありました。ライバル意識もチラチラ出ていました。
また、自分の担当範囲以外の業務の遅れや進みが分からない、全体の事や、今、何が最も大事かも分かっていませんでした。
その後何度かオフサイトミーティングをやりながらお互いがどんな気持ちで仕事をしているのかを話し合いました。
オフサイトミーティングをきっかけに、工場のトップを中心に毎日ミーティングを行うようになりました。
そこでは、全体の状況や遅れや進み、今、一番重要なことは何か、何を優先しなければならないのか、を共有するようになりました。
そういうことがお互いに助け合うことに繋がったようです。全体や仲間の状況が分かり、何を優先するかが見えてくればお互いに協力できるんですね。
最初はライバル意識むき出しの人たちでしたが・・・・。

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