オフサイトミーティングが敬遠される理由

一昨日、風土改革の支援をしている会社で、オフサイトミーティングの場を使って「◎◎研究所」のマネジメントの問題の顕在化と課題を整理しましょうと提案しました。
しかし、「最初から結果を求め、管理されるような議論はしたくない。オフサイトミーティングではなくサロン的な雰囲気でやりたい」という意見が返ってきました。
理由を聞いてみると、その研究所がある地区一帯にオフサイトミーティングに対して“必ず結果をださないといけない”というように思っていたということです。
その誤解の元は社内の「オフサイトミーティング掲示板」でした。「オフサイトミーティング掲示板」には各オフサイトミーティングの場での議論内容や議事録に近いような内容のものが多く掲載されています。
ほとんどは自発的に掲示しているのですが中には上司の指示で掲示していたものがあったかもしれません。
私はその掲示内容は少し気になっていました。
オフサイトミーティングを実施したら必ず報告しなければならない、結果を示さなければならないと誤解されるのではないかと思っていました。
また、その地区の役職者の中に「オフサイトミーティングを実施したら結果を出せ!」と言っている人がいるということを知っていながらそのままにしていました。
本来なら「オフサイトミーティングは気楽に真面目な、質の高い議論をし、本質的な問題を考える」のが目的ですが、まずは気楽に始めることが大事なのです。
早めに、「オフサイトミーティングをやっても良いが結果を出せ!」と言っている役職者の方に直接会ってオフサイトミーティングの使い方や狙いを説明し、理解していただくべきでした。
上記のような誤解される元をそのままにしておいた私のミスです。
しばらくはサロン風な形で議論したいという気持ちを見守るしかありません。
掲示板の記載内容も誤解されないように見直しの提案をしたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました