決めたことを愚直なまでに守る、守らせることの大切さと強さ

YCATから羽田行きのリムジンバスに乗りました。
出発して間もなく高速道路に入り急なカーブに入ったところで横Gを受けて「そうだ、シートベルトをしなければ」と気がつきました。
しかし、私が座った席のシートベルト、カチッと入りません。
何度も試しても入りません。諦めました。
そういえば、バスに乗車してからシートベルト着用を促すような指示もチェックもなかったことに気がつきました。
6月に法改正がありましたが、徹底さについて疑問を持ちました。
YCATを出て間もなく高速道路に入るわけですから、出発前にドライバーの方が座席を一度でも良いからまわってシートベルトの着用を促すぐらいの徹底さがあっても良いと思いました。
自分と他人の身の安全を守るためのシートベルトですからするのは当然ですが、今までの習慣がありますので浸透するまでに時間がかかります。
そういえば周囲に目を転じれば、色々な場面で決めたことを守る、守らせることの徹底さに弱い面が目につきます。
これも日本の風土でしょうか。
だからこそ、決めたことを守る、守らせることを愚直なまでに徹底している組織が他社を圧倒するようになる。
T自動車の製造現場が特にそうです。
決めたことを守る、守らせることを愚直なまでに徹底しているから「トヨタ生産方式」に代表される「かんばん」の仕組みが成り立っていると私は見ています。
一般の企業は“決めたことを守らない。どうしたら守らせるか”という問題改善からスタートしなければなりません。
この差は大きいと思います。

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