愚直にやり切る風土

先日、組織風土に関して経営幹部との意見交換をする機会がありました。
「うちは社員に対する各種の教育に力を入れているし、革新的課題を提案する機会も多い」
「しかし、課題提案までは素晴らしいが、その後の実行力が弱い」
「素晴らしい提案をすると評価される」
「いろいろな革新的なテーマのプロジェクトが次から次へと立ち上げる」
「しかし、最後までやり切ったことがない」
経営側も革新が進まないので、次から次と課題を出させる。
そして、再び、素晴らしく見栄えの良い提案をする。
私は、「見栄えの良い提案をすると評価されるが、最後まで実行したのか見ていない。実行しないでも許している経営側にも問題がありますね」と申し上げました。
成長している会社は愚直なまでに最後までやり切る力を持っています。
経営側もしつこく見ていく必要があります。愚直に、愚直に・・・。
最後までやり切る組織風土が良いと思います。

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