69歳介護士奮闘記〜270日目、悩みの食事介助

口から飲む、口で食べる、と口の中に入れるとは全く次元の違う話だ。
最近、ご利用さんの中で食べる量が極端に減った方がいる。
ある病気の影響もある。
この方は以前は普通食だったが入院をきっかけにドロドロに潰したペースト状の食事に変わった。
普通食の時も食べる量の変動が極端に変わる方でもあったし、介助するスタッフによっても食べたり食べなかったりする。
時にはしつこく勧めることに、怒ることもある。楽しいはずぼ食事なのに。
ペースト状のものは食べるというより飲み込みという食事だ。
私が思うに見た目も食感の美味しくて感じられない。
それが原因で食べる意欲がなくなったのではないか。
スタッフの違いもあるかもしれないが・・・・。
食前に飲む薬も、食べる行為も顔を横に振ってイヤイヤする。
昨夜は薬を飲む事もイヤイヤと顔を振ってダメだった。
イヤイヤしても少し時間をおいてからもう一度勧めると先程のことを忘れたことのようにスッと飲んだり食べたりすることもあるが昨夜はダメだった。
看護師に相談し協力も仰いだがスムーズには飲んでいただけなかった。
無理矢理口を開けて入れるという方法はあるかもしれないが私にはできない。
飲まない、食べない、もその人の選択と割り切りたいが、命に関わることだけにどんな手を使ってもとも思うが・・、やはり私はやりたくない。
ということもあり、1年経っても食事介助が最も苦手であり、怖い。
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