69歳介護士奮闘記〜訃報

今日、明日と休暇をとって西湖に冬キャンプに来ている
途中は雪もなくスムーズに移動
途中、お気に入りのハンバーグ屋さんに寄る
車を停めて一息
その時、LINEで訃報の知らせ
介護施設の利用者さんのI・Fさんが亡くなったとの知らせ
先日、退院して施設に戻られたばかり
少し太って戻られたと聞いていたがいずれお会いできるからと思い顔を見に行っていなかった
残念、悲しい
退院後、あの笑顔のFさんにお会いすることなく逝ってしまった
ご夫婦で入居されたが昨年ご主人が亡くなられた
上品な話し方をされる方だった
いつも自分のことをオババだからとおっしゃっていた
食事ですよと訪室すると、いつも「もうこんな時間ですの?」と返してきた
入浴時も毎日同じやり取りになる
「もう何人入れましたの」
「腰を痛めるでしょう」
「何か(防止)してらっしゃるの」
このやり取りを一回の介助で2〜3回繰り返す
下着もおしゃれなものを身につけていらしたので着替えには他の利用者さんの倍かかった
Fさんは居室を出たところからフロアの移動は車椅子を押して差し上げたが居室はつかまりながら動かれていた
それなのに、居室にトカゲが出たと言っては追いかけ回し
ゴキブリが出たといっては新聞紙で追いかけていた
入院も転倒で骨折したことが原因だった
新聞は日経新聞を読まれていた
ご主人がとって読んでいたのでそのまま継続して読んでいた
時々、車椅子に乗らないで一人で廊下に出てきて「Y子に電話しければならない」と言ってはスタッフを慌てさせていた
入院前は食事も常に完食、水分もしっかり取られてお元気だった
食事後にお薬を差し上げるといつも「大変ねえ」と言ってくれるなど、気を遣っていただいた
もっと長生きされると思っていた
本当に残念
ご冥福をお祈りします
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