昨日の続き
ナビを頼りに目的の玉の浦小中学校に向かう
事前に地図で調べて目的地はなんとなく海の側にあると想像してきた
しかし、ずうっと山の中を走っている
本当にこの方向でいいのか、目的地の設定が間違っていないだろうか心配になってきた
無事に着けるか不安半分、どんなところか期待半分、そんな気持ちでハンドルを握っている
まもなく目的地ですというアナウンス
ナビの指示通りに左折すると先に学校らしき建物が見えてきた
この作りは学校に間違いない
でも海のすぐ側ではないのか?
ちょっとイメージが違う
学校の前の田んぼでは生徒たちだろうかワイワイ何かやっている
稲刈りだ
古びた門(実は裏門だった)に近づくと左の門柱には玉の浦小学校と書いてある
反対の右の門柱には玉の浦中学校と書いてある
恐る恐る敷地内に入る
ようやく目標の学校に着いたかも
でもまだ確信が持てない、ちょっと海から離れている、ここか
学校からは海が望めると勝手に思い込んでいたが見えるのは田んぼだ
Google mapで確認しようとしたが電波の状態がよくなく確認できない
仕方がないから誰かいないかキョロキョロしていたら作業服をきた男性に「ここは玉の浦小中学校ですか?」と聞いた
この奥に職員室があると教えてくれた
さっきの目の前にあったのは体育館だったんだ
校舎をぐるっと回ると立派な門が見え玄関も見えてきた
恐る恐る中に入る
シーンとしていた
また左から人がきた
聞きたいことがあると言ったら、この奥に職員室がある教えてくれた
すぐ目の前だった
すみませんと、名を名乗って中に一歩だけ入りここは玉の浦小中学校ですか?と聞いた
この学校で昭和55年から校長をされていたのがN田さんとお聞きしましたがそうでしょうか?
そこまで話たら「ああ、前に電話をくれた・・」と返ってきた
実は3週間ほど前に電話してN田さんが校長されていたか確認させていただいた
そのことを、目の前にいる方が覚えてくれていたんだ
電話に出ていただいたのは教頭先生とのこと
昭和55年から校長されていたことを教頭先生が調べてくれていただいた
間違いなかった!
この学校だ
その教頭先生は今生徒たちと稲刈り体験をしているとのこと
さっき見たのがそうだったんだ
N田さんはどんな校長先生だったのか聞きたかったが随分前のことだから、今の先生たちにはわからないないだろうと聞くのをやめた
ただ、なんのために訪問させていただいたか話をして、教頭先生にもお礼を言ってほしいことを伝えて外に出た
どんな校長先生だったのかなあ
正門に出た
正門から階段を降りると目の前の田んぼではまだ稲刈りが続いていた
その教頭先生にあいさつしようか迷ったがやめた
子供たちの授業をじゃましては悪いと思った
もう一度学校の周辺を観て後ろ髪を引かれる思いで車に乗り込んだ
落ち着いた周囲の地形を確認すると1、2分も歩けば海があった
そこは複雑な入江の1番奥にあった
17時までに車を返さなけれならないので残った時間で観光案内にも出ている所をに行ってみることにした
学校の敷地内にそろそろと
車を返す時間を気にしながらもう一度学校に立ちより急いでスケッチを描いた
車を戻すまで1時間を切った。途中でガソリンを補充し17時ちょっと前に車を返しホテルに入った
駆け足だったがミッションを果たしてちょっと満足した1日だった
夕食は事前にネットで調べて置いた店に行こうと思ったら火曜日は休みだった
次の候補の店も休み、ホテルで食べたが満足できた
良い1日だった
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