先日、風土改革支援で「活力を阻害しているものは何か」について議論しました。
その場で「あるべき姿への追求の弊害」を言った人がいました。その会社は“あるべき姿に向けて近づく活動”を特徴にしています。それによってトップ企業にまでなったと思います。
“あるべき姿”はあくまでも日々そこに近づくための目指す姿であれば良いと思います。
“あるべき姿”は誰も反対しにくいものです。
反対しにくいことと同時に“そんなに簡単にできない”というあきらめ感を持ちやすいこともあります。
“あるべき姿”を多様しすぎると絵に描いた餅になりやすい。
その会社はトップであるがゆえの苦悩だと思いますが、追いかけるものが無くなると“あるべき姿”を追いかける。
トップ企業のマネジメントの難しさでしょうか。
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