気楽な真面目な議論の場づくりと「目安箱」

今、風土改革の支援をさせていただいている会社の経営幹部と改革支援の前打ち合わせをしていた時のことです。
「わざわざ時間を使って気楽で真面目な議論の場をつくって本音を引き出すより、目安箱を利用するのはどうか?」という話がありました。
「目安箱」は江戸時代に徳川吉宗が設置したものが有名で、政治や日常の問題など、町人や百姓などの要望や不満を直訴させたもの。投書は住所・氏名記入式で、それが無い訴状は捨てられたようです。
「目安箱」という懐かしい言葉を伺ったなあと思いながら「目安箱」と本音を出し合う場づくりの必要性について話し合いをしました。
目安箱に投書された内容は、誤解や不信感から出てくるものがあるように思います。
本音で言える場をつくることの良さは、顔がみえる中でやり取りが出来ることです。また、誤解や不信感を薄めながら不平や不満を正のエネルギーに変えることも出来ます。

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