課や部のような単位の集団でも風土(無意識のうちにとっている思考や行動)があります。
風土は課長や部長の言動によっても影響をうけます。
昨夜のTBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」でキャスターの筑紫さんがアメリカ大リーグ監督の指導方法の特徴について興味のある話をしていました。
名づけて「サンドイッチ作戦」
「褒める」と「励ます」で「叱る」を挟むというものだそうです。
まず褒めて、次に叱って、最後に励ます、という順番で指導するという感じなのでしょうか。
前に聞いた話ですが、アメリカに駐在している家族の話です。
日本人の子供が地域の野球チームに入っていて、試合でエラーをしてしまいました。
その時、アメリカ人の家族からは「ナイストライ!」と言ってくれた。しかし、日本のお父さんは「なぜ、あんな無理をしたんだ!」と言ったんだそうです。
家に帰ってから、その子供から「お父さんだけだよ、あんなことを言うのは」と言われたそうです。
企業内においても、褒めたり、励ましたらするより、圧倒的に叱ることが多いように思います。そういう状況では萎縮してしまい、「チャレンジングな組織風土」を目指しても無理があるのかも知れません。
私も褒めることが苦手な一人です。
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