101歳でお亡くなりになったN田さんの思い出の地を訪問する〜1

福江島にある玉の浦小中学校訪問のため約3年ぶりに飛行機に乗る

羽田空港に到着、いつもの風景

改札口を出て一気にエスカレーターで手荷物検査場の方に向かう

季節柄か学生が多い

修学旅行か

これまで何度も見てきた風景だ

いつもと違うのは優先手荷物検査場を使えないということ

ちょっと長めの列に並んだが、これまで優先サービスを受け随分便利だったと思う

検査を終え搭乗口69へ向かう

搭乗開始までは45分以上ある

そのうち女子学生集団がだーっと並び始めた

この子たちと一緒の便か

自分の搭乗順位は3番、アナウンスに従って搭乗する

席は7A

一番心配だった手荷物も席の上に入れることができた

ゴーというエンジン音に包まれた機内、

下界は雲に覆われていて白一色、何も見えない

機内Wi-Fi設定に苦戦

気がついたら機内サービスが始まった

いつものようにテーブルを出してコーヒーを頼んだ

ふと外を見ると雲が切れてので富士山を確認したが見えない

随分前に過ぎたらしい

いただいたコーヒーを飲みながら

この時間が好きだね

集中して書き物などできるから

これまでこの時間を利用して本の原稿を書いた時を思い出している

コーヒーを飲み終え空きコップをCAさんに返し外に目をやると雲が切れている

下の景色を見る

もう名古屋の上空にさしかかっていて右手に知多半島が見える

機長さんから12200メートルを飛んでいるとのアナウンスがあった時には瀬戸内海上空だ

瀬戸内海上空

この景色も何度も見た

三浦工業さんへの支援で何十回も見た風景だ

このままのコースを飛んでもらうと松山空港が見えるかもしれない

うわっ iPadの電子ペンを落とした

簡単に拾えそうもない

隣の人が席を立った後でもう一度拾おう

やがて松山空港らしきものが見えてきた

確証が持てないけどパチリ、撮ってみた

松山空港だろうか

機は長崎空港に向けてどんどん降下していく

いきなり九州の上空だ

ということはさっきみた空港は大分空港だったかも

さっきから今までと何か気持ちが違うなあと思っていた

今までと違って気楽

わかった

今回は出張ではなく完全な遊び、観光、だからだ

大事なミッションはあるが

ミッションとは一昨年101歳で亡くなったN田さんが校長先生をされていた中学校と周辺の景色を目に焼き付けてくること

N田さんのご家族から「玉の浦は綺麗なところですよ」と聞いていた

また“ゆっくり、ゆっくり“が口癖だったN田さん。他の利用者さんが元気がないと元気を出すように励ますような人柄

新しいことでも進んでも学ぼうとされたり最後まで生きようとされた姿から多くを学ばせていただいた

そのN田さんが校長された学校はどんな学校なのか、N田さんがきっと何かを大事にして学校に残されたのではないか

それを確めたい

また、どのような環境の中に学校があるのか

などなど考えて是非一度は行ってみたいと思っていた

施設長に頼んですでに決まったシフトをあえて変えて連休にしていただいた

気が着いたら滑走路がみるみる近づいてくる

着陸だ

うわー落とした電子ペンがスルーと前に滑って行った

とっさに足を出したが間に合わない

皆さんが降り始めた隙を見て回収できた

機も無事に到着

係員の案内で乗り継ぎ便の五島福江行きの7番搭乗口へ移動

出発は11時45分だからまだたっぷり時間はある

タブレットでスケッチ

使用する飛行機の到着遅れにより定刻より遅れて搭乗

機材はボンバルディアDHC8-Q400

久しぶりのプロペラ機

ブーンという独特の音が機内を包む

B 787より足元が広い気がするする

約25分の飛行

五島は近くはないんだな

思ったより静かに離陸した

到着地は晴れ、18度とのこと

12時21分、施設では食事の時間、下前や服薬介助で忙しい時間だろう

雲の中に入ると揺れる

シートベルトのサインが点灯

福江島が見えてきたバウンドする様に五島椿空港に無事着陸

予約してある日産レンタカーを借りナビを設定、うまく着くことができるか、いざ玉の浦小中学校に出発

(続きは次のブログで)

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