生産技術のグローバル的ヨコ展開が進んでいる今、どこで差をつけるのか?

世界の自動車メーカーの開発競争は凄いですね。
更に、ハイブリット車の開発競争を越えて電気自動車の開発競争へと、熾烈な競争をしています。
そういう競争の中で、組立技術や加工技術の「生産技術」の競争は一段落したのでしょうか?
生産技術の世界から離れて30年以上経ちますので、今の情況は分かりませんが、時々TVで紹介されている各国の車の組立ラインを見ると驚きます。
それは、組立ラインの自動設備がどこの国のラインも同じように見えます。
それだけ組立て技術のグローバル的ヨコ展開が進んだということですね。
金を出せば自動機は買う事ができるでしょうから、それも当たり前ですね。
では、どこで差が出るのでしょうか?
たぶん、使いながら設備に知恵を付けていくような分野で差が出るのではないでしょうか?
例えば、設備の維持管理技術とか、故障した時に復帰の早さとか、再発防止の知恵だとか。
知恵はお金で買えませんから・・・。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)

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