風土改革支援日記

最近、日本、中国、韓国、それぞれのトップがにこやかに握手している姿が新聞やテレビから目に飛び込んできます。表面的か、ポーズか、戦略的か、各国の利益代表ですから色々あると思いますが、あまり深読みしないで単純に見ると、安心します。単純ですが。こ...

「風土」って何？　「風土」の良し悪しって分るの？　どう影響するの？　と子供たちに聞かれたりします。「仕事」と「風土」との関係はどうなっているの？　などと妻にも聞かれます。娘や妻には、「風土」は一面だけでは説明はしにくいけど、無意識に、疑問を...

風土改革の支援を行っていると活動に関わっている人から「シナリオが見えない」とか、「この活動のゴールはどこですか？」という話が出てくるときがあります。これまで一緒に改革に取組んできた人たちとは様子が変わってきていることに気付きます。「受身で活...

よく「風通しの良い組織とはどういう組織なのでしょうか？」「あなたたちがやっていることは風通しを良くするだけですか？」と質問を受けます。私は「本当に風通しが良い組織は、色々と報道されているようなデータの捏造問題や製品の大量回収問題など起こりま...

企業変革において社長の姿勢がとても大事です。多くの企業や組織の企業革新において、トップが社員に向けて意識改革を迫ることが多く目にします。しかし、自らも本気であることを目に見える形で示すことが大切だと思います。私が関わった改革でのその社長の改...

上司と部下の関係性は一度変わったからといって永遠ではない。状況は刻々と変化する。先日、久しぶりに事業部トップとのミーティングを行った。狙いは事業部トップと部長クラスとの関係性の変化についての意見交換だ。この事業部の２～３年前までは、道路の上...

一昨日の事インフィニティ・ミーティングをそろそろ閉めようとしたときだ。　私：「他に何かありますか？」　彼：「図面が問題なんですよ」とぼそぼそと言った。　私：「え！　図面ですか？」　彼：「困っているんですよ」「問題なんですよ」今まで何度かミー...

ふー。今日予定していた「インフィニティ・ミーティング（制約条件を外し、気楽に真面目な議論の場）」が終わった。参加メンバーの中で顔の表情が暗く感じた人が一人いたのが気になる。思い切り議論ができなかったからだろうか？違う方向に議論が進んだからだ...

組織が大きくなると部門間や部署間の関係性の問題が必ず出てくる。その関係性の悪さが連携の悪さになりある種の組織風土を形成してくる。ある製造会社で工場間がギスギスしている。品質の問題があったりすると紙切れ一つで「問題だあ！直せ！」「何言ってだあ...

会議に向けての資料づくりの多さや、細かい情報提供を求めてくることに対して困っている話をよく聞く。報告したい内容に合わせて必要最小限の資料なら納得もできるが、そこまで必要かと部下たちも疑問を持ちながら資料を作る。しかもこれらの資料はお金を生ま...