総務部長の役割 その2

新聞を開くと連日のように事件事故の記事が掲載されています。
会社の社員が好ましくない事件や事故を起こした場合に、「○○会社の××××が事件を起こした」などと新聞、TVに出ることがあります。
社員が関係した好ましくない事件や事故が起きた場合に、如何にして社名を出さないようにするのも総務部長の役割と言われていました。
そのために総務部長は警察署との関係づくりも大事な仕事でした。
どこまで本当だったのか、確信は持てませんでしたが、前任者からの引継ぎ事項にはそうありました。
関係づくりとして(そのためばかりではありませんが)、春の交通安全週間活動、交通事故撲滅運動、交通安全協会への人材提供、などの協力も積極的に行っていました。
社名を出したからと言って早く解決するわけではありませんが、マスコミ側が社名を知りたがるようです。大手の会社に対しては特にそのような事があるようでした。
マスコミ関係者の情報の入手方法は、署内にその日に起きている事件や事故を記載したノートのようなものあり、そこで情報を得るようでした。
そこに記入するのは署の担当者の方ですが、会社員の○○と書くのか、××会社の○○と会社名を入れるかどうかの判断が微妙なようでした。
前任者からの引継ぎ事項の一つでしたがどこまで事実なのか分りませんでしたが、内と外に対しての役割を持つ総務部長には社業とは違うことも求められていました。
現役の総務部長さん、自分を見失わないようにしてください。

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