「君は、自分のために改革しようとしているのか? それとも会社のために改革しようとしているのか?」と、ある常務から聞かれたことがあります。
続いて、
「“会社のために”というなら辞めなさい。“自分のために”というなら金も時間も応援もするぞ。うちの会社はそのぐらいの腹をもっているぞ。」
「会社はどういう状況になるか分からない。途中で方針が変わるかもしれない。そういうときに、“会社のために”やっていると会社を恨むことになるよ」と・・・。
私は、元々自分のために会社を良くしたいと思っていましたから、「自分のためにやります」と言って続けました。そして、自由に存分にやらせていただきました。
(この話は大分前のブログで書きましたが・・)
今、風土改革支援の現場に立っていると、「ブラブラ社員さん、今、経営者は改革、改革と言っているけど、いつ風向きが変わるか分からないんですよ。いつ梯子を外されるか心配です」という話を聞きます。
そういう時、外部からの支援者としては何と言ったら良いのでしょうか。
心の中では「それなら辞めたほうが良いですよ」と言っています。
厳し過ぎますでしょうか?
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