内部告発によらないで解決できないものでしょうか

「TBS 噂の!東京マガジン」の「噂の現場 その後」での放映内容に興味を持ちました。(2008年4月27日放送 )
内容は、内部告発したことにより長野県・上信越自動車道のトンネルの手抜き工事が発覚した。しかし、内部告発した人は、会社から懲戒解雇される。
その後、TV「噂の!東京マガジン」で紹介された後に解雇した会社側から告発した本人に連絡があり、懲戒解雇は取り消されたが・・。
そして再度、話し合いが行われた。しかし、最後は本人も納得の上で会社都合退職という形で退職した。
という内容でした。
内部告発という個人の勇気ある行動によってトンネルの手抜き工事は明るみになり改善する方向に向かうようになったことは良いことだと思います。
しかし、内部告発した人は会社に居にくくなって退職しなければならなくなった。
内部告発者を保護するための「公益通報者保護法」ができましたが、結果的に会社に居にくくなることまでは対応できていない。
最後の手段としての内部告発は仕方がないと思います。
しかし、内部告発に頼らないで問題が小さいうちに解決できる組織風土づくりが必要だとあらためて思いました。

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