人事施策は人事部門だけがやるのではなく部下を持った瞬間から人事の一員となって人事施策を行う

風土改革支援先でよく聞くのは「ウチの人事は・・・」という言葉です。
また、評価の問題についても「それは人事が決めたので・・・」という話もよく聞きます。
しかし、いつも疑問に思うのは「人事、人事と言いますが、実際の運用は皆さんではないか」ということです。
社員にとって厳しい人事施策を行わなければならない時も部下には「人事が決めたので・・・」ということも多く聞きます。
そういう話を聞くたびに、私が以前勤めていた会社でIさんという役員の方がおっしゃったことを思い出します。
「手塚君、人事制度や何か厳しい人事施策を行う時には“人事が・・・”という言い方はおかしいと思う。人事部門の人間でなくても部下を持った瞬間から人事の一員となるんだ」と。
また、
「上司の役割として評価したり、昇格者や異動の人選をしたりする。そうすると部下の人生に大きく関わるばかりではかく、その家族にも影響してくる。だから、慎重に考えなければならない」と。
その方も、部下を始めて持ったときに上司から「おめでとう」という言葉と「部下を持った瞬間から人事の一員になる」の話をいただいたそうです。

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