たかが議事録、されど議事録

経営側や上司に対する社員の不信感
何が原因か?
原因の1つに、「会社や部門で起こっていることの大事なことや都合の悪いことが知らされていない」ということがあります。
経営側や上司も、「社員や部下に余計な心配をさせたくない、不安や動揺を与えたくない」という配慮が働き、事実を伝えることを避ける。
また、部下に対して「言われた事をやってくれれば良い、余計な事は考えなくても良い」と思っていると、例えば、会議での議事録を作成するなどして、議論に参加しなかった人に伝えなければという配慮もなくなるようです。
そのことが、経営層と社員、上司と部下との一体感も弱くなってしまいます。
上記のような問題は企業や組織で起こることですが・・。
今夜のNHKニュースで、原子力災害対策本部での会議議事録が作成されていなかったことが報じられました。
事務局の作成していなかった理由は、「業務が忙しくて作成出来なかった」と。
なんと、驚きです。
指示命令が徹底しない組織
ベクトルが合わずバラバラな組織
という問題の多い企業に似ていて、事実ならとても残念です。
同時に危機感を感じます。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男

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