昨日、10時30分不安顔と笑顔が混じったお顔でご主人と施設を出発された
一昨日休みだったため寄せ書きに書くことができなかったので1時間ほど早めに出勤して書かせていただいた
残念ながら玄関先までお送りできなかったが三階からエレベーターで一階に降りる際に挨拶できたことと、ご主人と荷物を片付け一階まで運ぶのを手伝えた良かった
O田さんは癌の治療をしながら施設で暮されていたが自宅に帰ることになった
毎日、痛い時にあまり辛い顔を見せず
「手塚さん頑張るからね」とおっしゃって痛みでどうしても動けない時は薬をもらって運動を続けていた
運動を続けてきた目的は自宅に帰ることだったから目的が果たせて良かった
でも、寂しい
痛みに耐えて必死で運動している姿に私が励まされた
身体がだるい、疲れた、なんてO田さんに比べたら屁でもない
そう思わせてくれるO田さんがいなくなって残念だ
同じ三階の利用者さんも別れに涙していた
お元気でO田さん
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