気楽に相談・報告ができる上司と部下の関係

今、総武線に乗って東京に向かっています。
きょうは成田の近くで植物を育成している会社の風土改革ミーティングを行い、21時に終えました。
一昨日、大分県のくじゅう連山のふもとで行った「風土改革ミーティング」の会社と同じ系列の会社でした。
土地柄が違うとその会社の風土も違ってきますが、トップが同じですので、似たような風土です。
問題も似ています。
この業界は車の製造と違って、土や肥料、種が年々改良が進められるので、毎年育成の仕方が微妙に違い、如何に現場の状況を把握しながら木目細かい育成管理をしていくかがポイントのようです。
従って、現場の情報や状況が刻々とマネジメント側に入ってくる環境を作ることが重要です。
また、現場が適正に判断して行動するという現場の自律神経を育成していく必要もあります。
一口に言うと「コミュニケーション」ということになりますが、コミュニケーションの質を上げることが課題となります。
昔、上司に質問や相談に行くと「お前の考え(答)はどうなんだ?」と言われました。「答が分かっていたら来ませんよ」と心の中でその上司に言ってやってもんです。
また、「よく調べて報告しろ。よく調べないで相談にくるな!」ぐらいは平気で言われたものです。
この会社も同じようなやり取りがあるようです。
部下を育てようとして、上記のようなやり取りを意図的にしていると思いますが、時と場合によります。
いつも上記と同じようなやり取りをしていると下の人たちは本当に必要な時に情報を上げなくなってしまいます。
そうなると、取り返しのつかない大きな問題になっていく可能性があります。
最近の企業の問題が良い例だと思います。
あと10分ちょっとで東京駅です。

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