「あなたも苦労したんだね」
「わかるよ〜」
「痛いよねえ」
「身内でもなかなか理解してもらえないよねえ」
こんな声が聞こえてきそうだ
遠くから邪魔にならないように見守った
最近のフロアの風景だ
いつもは3人だが昨日は4人だった
このような場ができてきたのはスタッフの働きかけではなくTさんが入居されたことがきっかけだった
Tさんは一口で言うと“良い“おせっかいやきさん
「どうしたの?」と聞いたり、「こうしたら良いよ」など、そこまで干渉しなくても良いんじゃないかと思う時もある
がんの治療をしながら施設で暮らしているOさんにも、苦しい表情をされたりだるそうにされていると、勇気づけの言葉を遠慮なく言う
Tさんも30年ほど前に大きな手術を行ったことでお腹から入れたバルーンチュウブを通してお小水を廃棄される
そのような経験をされたTさんだから痛みも気持ちの落ち込みも分かり合えるから言葉といっしょに気持ちも伝わる
私がTさんに「頑張りましょ」と励ましても「手塚さんは痛み、苦しさはわからないないでしょ」と言われてしまいそうで当たり障りのない声かけしかできていない
昨日集まった4人の方はそれぞれ疾患を抱えているから分かり合えるのだろう
連帯感を感じる
この場が時にはカラオケに変わったりする
とても自然な場だ
良いなあ
ありがとうTさん
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