風土改革支援日記

風土改革支援日記

執筆作業で迷っていること

風土改革をテーマにした本です。“改革”ですから、当然、改革前と改革後がどうなるかという事例の紹介の章があります。改革前の状態というのは“こういう問題があった”ということを書かなければなりません。当然ですが、改革後はこんなに良くなったというこ...
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風土改革、身の回りの制約条件(ルール)を疑ってみることから始める

まず身近な制約条件(ルール)を疑ってみる。例えば、ちょっとした文具を買うにも購買部門が認めた業者以外からは買えないという制約(ルール)です。近くの100円ショップで買えば安く買えるのに、指定の業者からあえて高く買っている。変ですよね。なぜで...
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出版計画、第四章の脱稿が楽しみです

風土改革の支援を仕事にしているのに、出版の目的は、お金を出して外部の支援を受けなくても自分たちでできる改革のヒントを提供するというのは変かもしれませんね。それは、色々な企業の改革の支援を行っていると、社内の人たちでも十分にできることがたくさ...
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経営トップは社員に「意識の改革」を求めるが

経営トップから社員に対する「意識の改革」を求めるような「社員へのメッセージ」を目にする機会が増えました。最近の経営環境の厳しさを示しているのではないでしょうか。しかし、経営トップが社員に対して「意識の改革」を求めなら経営トップ自らも変わるこ...
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思いこみが強いと・・・・

先日、松山に出張したときのことです。私は仕事で東京(羽田)~松山を飛行機で月に4~5回往復します。航空券は「ANAインターネット予約サービス」で購入しています。同じ路線を多く乗っていると思いもしないミスを起こします。今回のミスは、行きは東京...
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ビデオ撮りには現場の人への気づかいが大切

昨日、お客様からの依頼で組立て現場のビデオ撮りを行いました。組立ラインのマネジメントの在り方を議論する時に使用するデータを作るのが目的です。組立ラインの現場をビデオ撮りするのは簡単ではありません。技術的なものは別にして、現場の人の気持ちにど...
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工場の本能

工場の人はどんなことをしても生産を止めないというのが本能です今、ニュースになっている「伊藤ハムの地下水シアン化合物検出問題」。地下水から基準値を越えたシアン化合物が検出されたが、直ぐに工場の生産を止めることができなかった。工場の人は何として...
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何も言わないということを選択する理由

上司から意欲やプライドを傷つけられるような仕打ちをされても何も言わないということを選択する時があるかもしれないと思うことが最近ありました。「なんで自分がこのような仕打ちをされるのか?」「なんでこういうプライドを傷つけるようなことをされるのか...
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責任と権限について

100%良品の製品をお客様に渡すという行為において「責任」と「権限」があります。良品を作るという「責任」。100%良品であることが保障できないと判断した場合には出荷を止めるという「権限」。製造現場はこの責任と権限をセットで持っているはずです...
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工場を知っているということ

工場長の方で「工場の事をよく知っていますよ」とおっしゃる方は多い。当然ですが、工場の事を知らないで工場の責任者は務まりません。ここで言う“工場を知っている”には違いがあることがあります。工場にはどういう設備があって、どういう工程で生産されて...