風土改革支援日記

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風土改革活動での「世話人」という名の由来  その2

先日の続きです。 I社での風土改革は“やりたい人がやる改革”でしたので、「推進組織」や「推進する人」は存在しませんでした。 推進組織を作ると「やらせる側」と「やらされる側」という構図が出来やすくなります。 I社では長年の改革の後遺症から他の...
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風土改革活動での「世話人」という名の由来は?

風土改革活動で活動を支援推進する人のことを「世話人」と呼んでいます。 よくお客様から「なぜ世話人というのですか?」という質問をいただきます。 疑問に思うのは当然なのです。 実は、世話人というネーミングの由来は、I社の独特な風土改革活動の中か...
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組織の健康診断と風土改革のアプローチ

数日前(2月5日)の日経新聞の「スイッチオン・マンデー」の欄に“社員の満足度 企業が調査”という見出しで大手企業が従業員満足度調査に積極的であることを報じています。 私も、大手の会社で社員満足度調査をした後を受けて「職場風土改革」の支援をし...
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品質管理技術の導入と企業風土改革がセットで取組まなければ品質管理体勢の構築はおぼつかない

不二家を山崎製パンが支援するという一連のことを、今朝の愛媛新聞の朝刊に載っていました。 記事の内容は以下の通りです。 <前文略> 一連の背景にある企業風土の改革は積み残されたまま。「内部管理が甘かった」と厳しい批判のある創業家支配について一...
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蛸壺(たこつぼ)に逃げる社員

ウチの社員の中にも蛸壺(たこつぼ)に入っているというか、蛸壺に逃げこんでいる社員がいるんです。 この本(「なぜ会社は変われないのか」柴田昌治著・日経ビジネス文庫)に出ている通りです・・・と。 自分から進んで変えようとせず、問題があっても横目...
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お客様の社長と連携してできる風土改革支援の喜び

今日、経済産業省の依頼で「アジアに展開している企業のインタビュー」の仲介のために、経済産業省の方4名の方々と私が風土改革支援をしている企業の社長を訪ねました。 経済産業省の方とは3年前に「ものづくり白書」を編集された時にお手伝いした時からの...
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風土改革合宿ミーティングの成果か?

今日、嬉しい話を聞きました。 お客様のところで、「2006年度風土改革支援結果」について報告をしました。 変化したことや変化しなかったこと、新に見えてきた問題などを報告しました。 最後に会議室を出る時に事務局の方から「○○さん、覚えています...
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風土改革は土壌改良と同じ?

組織内の関係性や、本音で話が出来るようになった、ワイワイガヤガヤするようになってきた、雰囲気が良くなった。でも、それだけ? よく、こういう質問を受けます。 実は、上記のような組織になってきたらそこに新しい種を植えないとダメなんです。 新しい...
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「不平不満や本音を言わせても大丈夫か」と経営側が心配するのはなぜか?(昨日の続き)

心配する理由として、不平不満を全て聞いていたら収拾がつかなくなるのではないか? 重要性に関係なく全て受け入れなければならないのか? あきらかに上手くいかないと分かっていることを受け入れなければならないのはムダではないか、と言ったようなことが...
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「不平不満や何を言っても大丈夫」と言うのは大丈夫なのですか?

風土改革支援の説明でトップの方からよくいただく質問です。 企業風土改革支援のプロセスで、何が問題かを考えますが、まだ見えていない、顕在化していない問題に深く入る必要があります。 まず、何が問題だと思っているのか“本音”で話していただくことが...