辛かった

5月30日のブログで書いたが、Yさんがお亡くなりになりご家族がお部屋の荷物を片付けに来られた

娘さん、奥さん、弟さん、と思われる3人でいらした

お部屋に案内したがご家族にとってはじめて入ることになってしまった

今までも施設に来られての面会はあったが新型コロナの影響でお部屋の中までは入っていただけなかった

Yさんの部屋には必要最低限のものしかなかった

着替えなども少なく汚れ物などが増えると着替えに困った

唯一、そこで過ごされた証、例えば誕生日にお送りしたスタッフ手作りのバースデイカードを飾ってあったがそれをご覧になって、3人で何か話されていた

残念なかたちでお亡くなりになったので悲しみを共有させていただく声かけなどは怖くてできなかった

何かあれば声かけしてくださいというのが精一杯だった

片付けは短時間で終わった

最後にエレベーターの所でお見送りしたが、奥様と思われる方からの視線を感じ目があった

私の顔をじっと見るように何か言いたげだった

とても残念ですと申し上げたかったが、充分にケア出来なかった後ろめたさもあり何もいえなかった

施設でどのように過ごされていたのか、とても帰りたがっていたとか、何もいえなかった

「ありがとうございました」

だけだった

辛かった

私が休みの日にお片付けにきていただきたかった

右麻痺だったYさん

左手だけで食べにくそうにして食べていたが、向こうに行ったら両手で思い切り食べてほしい

ご家族と一緒に

他の方とも積極的にお付き合いしてほしい

あまり怒らないでね

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