残業オーバーはあってはならないという圧力がザービス残業を生む

3月23日のブログで過大残業が減らない理由について触れました。
もう一つの問題がサービス残業です。
サービス残業を生む理由の一つに“残業オーバーはあってはならない”という上層部の考え方が社員に圧力と“あってはならない”が“あってもない”ということになり、実際に残業をしているのに深刻しないということが起きてきます。
サービス残業がある状況では真の問題が顕在化しにくく、改善は難しいと思います。
私が風土改革の支援を行っている会社では、現場が主体となってタイムカードを再導入することになりました。
当初は上層部が反対しましたが、残業の問題を改善する前に、「まずは残業を正しく申告する仕組みを作らないと駄目です」と現場側から説得しました。
本来なら、現場側がタイムカードを導入するのを嫌がりますが・・。
この職場では正しく残業を深刻することから始めました。
最初は正しく申告したために大幅にオーバーしました。
しかし、現場側が積極的に一部アウトソーシングするなど、業務改善と、日中でも企画書や提案書の作成をやっても良いということと、なんでもかんでも早くお客様のところへ行けという上司の考え方を変えました。
結果大幅に業務が改善され、当初は上層部から反対されたタイムカードも全社に取り入れるようになりました。

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