コロナ禍医療ベット不足の現実を知った

入居者のHさん(男性)が亡くなられた

私が午後の排泄介助させていただいた直後のこと

施設内で感染された

すぐには入院措置を取らず施設内で隔離対応となっていた

午前中に急変し救急搬送となった

施設を出発したが入院先が見つからず施設に戻ってこられた

ご家族と相談、了解を得て看取り対応となった

スタッフへの感染拡大を考慮し、排泄介助など対応するスタッフを1名専任として私が担当することになった

排泄介助時に身体にやや冷たさを感じたのと腕がだらんとするのでもしかしてと思い息を確かめた

胸あたりを注視、ふうと大きく動いたのでまだ大丈夫と判断した居室を出た

直後、看護師に様子を伝えた

看護師は「氷で冷やし過ぎたかもね」と言って居室に

直ぐに戻ってきて「呼吸が止まっている」

その後は医師に連絡、所定の手続きを終え、ご家族がお逢いされた

ご家族も午前中にお会いされたばかりだった

葬儀屋さんが来るまでお身体を綺麗にさせていただいた

お身体をまだ暖かかったが動かすたびに腰あたりを痛がったがその反応もなかった

再びご家族が居室に入られ、直後に葬儀屋さんがいらして出発された

Hさんとは4、5日のお付き合いだった

コロナに感染し、急変し悪化して救急搬送しても入院が出来ず戻される

コロナ感染の怖さとベット数不足の現実を見た気がした

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