最近ますます、リーダーに対する要求が厳しくなっています。
TVや新聞、その他色々な論調が批判的な論調一色です。
今日は、私が業務委託を受けている先のコンサル会社の人たちと「民主主義と資本主義」というテーマでザックバランに持論を出し合いました。
民主主義とはとか資本主義とは・・という教科書的な議論ではなく、風土改革支援において民主主義の視点、資本主義の視点でみると・・・という議論をしました。
「なんのことやら」と思われる人も多いと思いますが、私も頭の体操のつもりか考える力をつけるために参加しました。(企画してくれた人、申し訳ありません!)
大震災におけるリーダーシップの在り方が問われていますが、多様な民主主義の弱さでしょうか。
資本主義の弊害でしょうか。
先日の日経ビジネス(4月18日号・世界鳥瞰・熊野信一郎・香港支局)にとても共感できるコラムが掲載されていました。
一部抜粋して紹介させていただきます。
タイトルは『「日本を反面教師に」中国は冷徹に評価』。
管直人首相の言動や資質などにも批判の声が出ている。それも外から見れば、個人の資質というよりも日本というシステムの欠陥として捉えられる。そもそも、万能なリーダーでなければ機能しないような危機管理は、意味をなさない。
という内容です。
最近では、「あの人がリーダーでは協力できない」という話も出ているというから悲しい。
私が、前の会社で工場革新の推進をしていた時に、工場の幹部から「あいつが改革の旗を振っている間は協力しないからな」と言われたことを思い出します。
私は、若いなりに、「なんて器の小さい人」と思ったものです。
今、国を引っ張る人たちに“器の小さい人”が多いということでしょうか。
粘って勝つ!!
手塚利男
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